【前編】「欧州移住」という目標を定められた!私が経験から学んだこと。

【前編】 「欧州移住」という目標を定められた!私が経験から学んだこと 準備編
この記事は約9分で読めます。

こんにちは!おまよです。

現在、欧州移住という目標に向けて活動している会社員です。

なんとなく「海外移住」に憧れるけれど、行きたい国がわからないという方も多いのではないでしょうか?

移住したい国、すなわち目指す場所が明確でないと、「自分には無理だ」と挑戦する前から諦めマインドになってしまったり、移住に必要なことがわからず準備が進まなかったりしてしまいます。

とはいえ、他の方の記事やSNSを見ても、元々好きだったとか、旅行でビビッと来たとか、この国が1番だと思った、というエピソードをよく見かけますが、私にはそんな国がなく、どうしてもそれに合わせられない自分がいました。

その理由は、人によって理想の国や場所に出会うタイミングや移住の目的が違うからだと考えます。

例えば、SNSで「大好きな〇〇に移住しました!」と書いているような方は、その国にしかない特定の文化が好きで、そのパッションを起点に移住したり、あるいは「子どもの教育」など目的が明確だから、移住先もおのずと絞られていたりするのではないかと思います。

そのため、「海外移住をしたいけれど、移住先が明確でない」方は、移住先を絞り込むに以下を繰り返す必要があると考えます。

  1. まず経験すること
  2. 経験で感じたことや学びを整理すること

実際に、私もまだ国や地域まで決まっているわけではないので、上記の過程を繰り返している途中です!

そこで、今回は、せっかくの移住で失敗したくない鬼慎重派な私が、過去に10カ国以上を訪れた経験から「欧州移住」まで絞り込むことが「経験からの学び」を紹介します!

この記事を読んでいただくことで、移住先を選ぶ基準が少しでも明確になれば嬉しいです!

今回は「前編」として、移住先候補から外れてしまった国(都市)を理由と合わせてご紹介したいと思います!

移住先候補を探すためのこの記事の読み方

  • 「その考え方とか感覚、わかる!」のように、共感できる部分を見つける→これはあなたにもあてはまる移住先を選ぶ基準の1つと考えられます!
  • 「そんな考え方するんだ!私とは違う!」のように、あなたとは違う考え方を見つける→これはあなたにはあてはまらない移住先を選ぶ基準です。あなたの場合は何が選ぶ基準になりそうか、考えるきっかけにしてください!

私的に移住先候補から外れた国とその理由

シンガポール

オリラジの中田敦彦さんがシンガポールに移住されたことで有名ですが、私の移住先候補からは外れてしまいました。

結論から言うと、候補から外れた理由は「ご飯が合わなかったから」です笑

人生でほぼ初めての海外旅行は、2015年ごろ、高校生のときに訪れたシンガポールでした!
(ほぼ、と言っているのは、本当に初めての海外旅行はアメリカのグアム島だったからです。これは小学生の時だったのと、リゾート地なので、移住という観点であまり自分の国選びの参考にならなかったので除外します。)

到着して早々、名物だという「チキンライス」を有名な屋台で食べたのですが、蒸し鶏の臭さと、辛いソースの臭さが私には合いませんでした。思えばこれが人生初の東南アジア料理だったと思います笑

日本のサラダチキンとか、日本で食べる辛い韓国料理、中華料理は全く問題なく食べられるのですが、本当に何がおいしいのか理解不能でした…笑

でもおいしいご飯もありましたよ!チリクラブという時価で提供される超高級料理は美味しかったです!

ただ、それを毎食食べるわけには行かないので、チキンライスのような安いグルメが合わないというのは、住むという観点では致命的な問題だと思いました。

ここまでシンガポールの合わないところを書いてしまいましたが、良かったところもありました!

ベイエリアは近未来的で、整備されていて、ゴミ1つ落ちておらず綺麗でした。

特に「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は緑と海のコントラストが素敵で、まさに都会にあるオアシスという印象でした。この公園を定期的に散歩できたら楽しそうだなと思いました!

香港

こちらも私の移住候補から外れましたが、その理由はお察しの通り「ご飯が合わなかったから」です笑

香港は2024年12月に訪れ、前述のシンガポールから約10年経ちましたが、私の味覚はどうやら変化がなかったようです笑

ですが、この旅行のおかげで、「私にはアジア系のご飯は本当に合わない」と確信を持てました。

香港は友人と訪れたのですが、その友人はアジア系のご飯が大好きなタイプのようで、同じご飯を食べてもリアクションが全く異なっていたのが面白かったです笑

香港らしいご飯として、点心?飲茶?とおかゆを食べました。飲茶のほうは普通で美味しいとまで思えなかったのですが、おかゆは頑張って食べた感じです笑

友達はどちらも美味しい!と言ってバクバク食べていましたね…。

ちなみに1番美味しかったのは、マクドのスパイシー骨付きチキンです!笑

美味しすぎてリピートしました〜!

オーストラリア

オーストラリアは日本との時差が少なく、留学やワーキングホリデー先の筆頭候補ではないかと思います!

ですが、実際に訪れてみて、気候が合わないかも、という理由で移住先候補から外れました。

2016年7月ごろ、高校の研修の一環で、メルボルンにて1週間ホームステイをさせていただきました。

この時オーストラリアは冬でしたが、私はアトピー持ちで、乾燥がひどいと感じました。

元々体のコンディションが良い時に訪れたわけではないので、コンディションが良い今訪れるとまた印象が変わる可能性もありますが、とにかく肌が乾く印象でした。

また、滞在中、1日だけすごく晴れて、冬にもかかわらず気温が20度近くまで上がったことがあったのですが、太陽が日本より近いのか、サイズが大きくて、日差しが強すぎたんです!現地のみなさんが冬でもサングラスをかける理由に納得でした。

ポーランド

こちらもご飯と冬の気候が理由で住むのは難しそうだなと感じました…。

デンマーク留学で出会ったポーランド人の友人に連れられて、その子の地元とクラクフを訪れました。

物価は安いので大変魅力的でしたが、ピロギという餃子のようなご飯や、サワードウに入ったスープを頂いたのですが、シンプルすぎて旨味がないと個人的に感じました。

ここでも1番美味しかったのは安心安定のチェーン店、KFCでした!笑

また、冬に訪れたため大変寒く、冬用のブーツが必要なほどでした。暑いよりは良いのですが、雪が大変そうだなぁと思いました…。

関西出身なので、雪かきなどを経験したことがないという背景が影響していると思います。

ただ、ディズニー映画「101匹わんちゃん」(ロンドンを舞台にした映画ですが…)に出てくるような素敵な公園や、レンガ作りの建物に囲まれ、日本とは異なる「theヨーロッパ」な街並みはとても素敵でした!

私的にあと一歩のところで移住先候補から外れた国たちとその理由

台湾

ここまできちんと読んでくださった察しの良い皆様であれば、「ご飯でしょ?」と思うかも知れません。

が、残念ながら、ご飯が理由ではなく、逆に「なにも心が動かなかったから」移住先候補から外れました。

2016年と2018年と、私が人生で唯一2回訪れたことがある国です。

小籠包や炒飯、炒めた辛い麺、お茶など美味しいご飯が豊富で、口に合わなかったご飯もありましたが、選べば安くて美味しいご飯があるので、ご飯面での心配はありません。

大きなマイナス面はなかったのですが、プラスで「住みたい」と思える理由がなくて、移住先候補には入らないかな、と思いました。

あくまで現時点での考えですが、「ご飯が美味しい」という理由だけだと日本のほうが勝つからかな、と考えています。

ニューヨーク

アメリカは広すぎるので、市ごとに移住候補として検討してみたのですが、ニューヨークも移住先候補から外れました。理由は、観光がメインだったので、「住む」イメージが全くわかなかったからだと思います。

ニューヨークに訪れたのは2018年で、アメリカ本土の中で初めて訪れた場所となりました。

最も印象的だったのが人のフレンドリーさです。滞在期間は1週間ほどだったのですが、ショッピングやレストランで店員さんと楽しく話せたことが今でも良い思い出として残っています。

そのうち1つを例として紹介したいと思うのですが、リーバイスでのお話です。

いきなりですが、旅行って気合を入れておしゃれをしたくなりませんか?笑

私も初めてのニューヨークに舞い上がり、(私の気持ちの問題で)日本だとやりにくいちょっと個性的なファッションをしておりました(奇抜ではなかったと思います)。

リーバイスのデニムジャケットを着てリーバイスに入ったのですが、すかさず女性店員さんが話しかけてきて、「良いジャケットだね〜あなたのジャケットとワンピースの組み合わせも素敵!」的なことを言われました。

日本だとこんなことあまりないですよね?あと、日本の店員さんに言われても素直に受け取れないというか…(私の心が曲がってますね笑)

見ず知らずの人に褒められるのが初めてだったので、自己肯定感が爆上がりした記憶があります。

さすがにそれが良いからと言って、日本で私から見ず知らずの人を褒めることはしないですが、今でもあのプチ交流が日本では叶いにくいことを悲しく思います。

逆に、日本だとカフェとかアパレルの店員さんと気があったらおしゃべりしちゃいます笑

ニューヨークは「住む」イメージがわかないという理由で移住先候補からは外れてしまいましたが、この経験から、自分が「気軽に人と交流できること」が好きなんだということを知ることができました!

中東(ドバイ/アブダビ/オマーン/カタール)

まとめてしまって申し訳ないのですが、中東の国々も私の中では移住先候補からあと一歩のところで外れてしまいました。理由が、台湾と同じで、大きなマイナスはなかったものの、「住みたい」と思う理由がなかったからです。

2020年のコロナ初期にドバイ、アブダビ、オマーンに、2023年にカタールに訪れました。

個人的に中東のご飯は美味しくて、特にシャワルマは安くて美味しくて大好きです!日本でも食べられるので、今でもたまに食べに行くくらい大好きですが、現地で食べた味のほうが美味しいです…それほどにご飯との相性は良かったです!

一方で、引っかかったのはニューヨークと比較したときにフレンドリーさに商売っけを感じたことです。

スークなどの客引きやタクシーのおっちゃんたちはフレンドリーでしたが、それは私を「客」として見ているからだと思います。ちょっと下心を感じる褒め言葉や会話は心の底からは楽しめなかったので、ちょっとマイナスでした。

オイルマネーでリッチな国々なので、治安は悪くなく、ドバイやカタールは近未来的で、様々な人種の人々で溢れていたため、どこか東京やニューヨーク、シンガポールに似ているところがありました。

ですが、「住みたい」とまでは思えなかったですね。

ロサンゼルス&サンフランシスコ

ロサンゼルスとサンフランシスコには卒業旅行で遊びに行きました!

ディズニーランドを筆頭に、観光を思いっきり楽しみに行ったため、住みたいという視点ではあまり考えられませんでした。

ただ、1点気になったのは、基本車移動になるところでした。

アメリカは車社会なので、否応なしに免許をとって、自家用車で移動する必要があると思いますが、日本やヨーロッパのように公共交通機関が発達している場所での移動のほうが私にとっては良いなと思いました。

後編に続く

長くなってしまったので、今回はここまで!

ぜひ後編も読んでくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました